イヴサンローラン展
六本木でやっている、イブサンローラン展に
いってきました!
かの有名な。
この薄み。
当時の女性は着れたのかな、、?
展示されていた洋服も、バストが全然ないスレンダーな服が多くて、サンローランが描いていた女性像は、ザ.モデルって感じのツイッギーみたいな人だったんだろうと。
彼はゲイシェクシャルだから、生々しい女性らしさってよりは、絵になるような、空想に近い憧れの女性像をイメージしてたように感じました。
ゴッホやマティスなど、芸術家にささげる洋服。
彼は、旅行が好きではなく、ほぼほぼ本の中のインスピレーションでものづくりしてたんだとか。その方がリアリティーなく、妄想が広がる作品が出来ると。たしかに、中国をイメージしてつくったコレクションとか、全然中国っぽくなくて、サンローランのアジアテイストって感じでした!
あと、「ファッションは変わるけどスタイルは永遠だ」という格言。
非常に奥深い表現すぎて。。
彼の服を着ているマネキンは、
「私はスタイルを確立したキリッとした美しい女性です」
って話しかけてる気がするのは、
そのせいだろうか。
60sスタイルは、今見ればおばちゃん系ファッションに見えるはずなのに、
あの空間ではなくても、そうは見せないのはなんなんだろうか。
もう一つ思い出に残ったのは、
出来るだけ多くの人が着れるお手頃なプレタポルテラインをつくりたいと思ってつくった彼の意思。
高級メゾンになることを求めてはいなかったところに素敵さを感じた。
日本じゃもう高級メゾンでしかありませんが、、ww
ブランディングと普及させるバランスっていつの時代も難しいなあと。